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第18章 case7 【貴方ニ引キ摺ラレル】 3

「ンッ」

キス、そして素早く侵食する舌に、ニガッと一瞬思う。斎は煙草を一切吸わない。

その違いを改めて感じてしまい、そこで背徳感が芽生えた。

イケナイ事をしている、という事実。ダメよ、と僅かな理性が脳内で忠告するも、それは一瞬だけで、

蠢く舌にドキドキと高揚してしまう。一瞬自覚した苦味さえ、セックスのスパイスの一部になって。

均さんは既に私の上に馬乗りで、機嫌よく私を犯していく。

胸の膨らみを手で弄びつつ。

「ぁあん・・・イイよぉ・・・」

自分自身で触るのと、誰かに障ってもらうのでは、随分違う。ゾクゾクする。

舌と指が皮膚の上を滑らかに滑る。それだけで、気持ち良すぎて・・・。

「すっげぇ濡れすぎ」

「言っちゃダメぇ・・・」

脚を開き、濡れ滴る場所を覗かれる事すら、ゾクゾクする。相手が均さんだから?それとも的場君が何かしたから?

「じゃ、まずどこがキモチイイか、じっくり調べさせてもらうか」

そう言って、指が侵入してきた。

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