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第18章 case7 【貴方ニ引キ摺ラレル】 3

遠慮って何?って思ってる間に、指で襞を擦るから・・・、

「ぁ・・ぁぁ・・ぁん・・んんっ」

クチュクチュと水音が耳に届き、擦られる快感も加わって、一気に身体が熱を帯びた。

「ぁっやっくっっ」

身体が跳ねる。

「まだ、残ってるよな」

・・・何が?とは今度は思わなかった。簡単に推測出来た。斎が、的場君に託した・・・アレ。

「色々、欲しかったり、しない?」

ナカを指で抉られつつ、聞いてくる。斎は解って言ってる。

「欲しいでしょ?」

にっこり笑っているというのに、何故か目は笑っていない気がした。

・・・怒って、る?

とりあえず、欲しくない訳じゃない・・・ので、微かに頷いてみる。

「可愛くおねだりしてくれたら、入れてあげようか」

・・・ハードルを上げてきた。

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