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第18章 case7 【貴方ニ引キ摺ラレル】 3

斎は抵抗しなかった。・・・する必要も無かったのだろうけど。それすらも作戦だったかもしれないし。

ただ、私にはそこまで考える余裕は無かった。

押し倒した勢いのまま、ズボンと一緒に下着も無理矢理ずらす。腰を浮かせていたのか、難なく邪魔な布地は無くなって、

十分そそり立ってる・・・斎自身。

・・・帰省初日、狂わせる何かを的場君から飲み込んで・・・、均さんの指も舌も気持ち良かったケド、

そのもの、見ちゃうと・・・コーフンしちゃったのが、解った。

欲しかった、モノ。

セックスを楽しむには、舐めたり・・・も普通は必要な気がするけれど、

身体がはっきり欲情しちゃってる今、そんな余裕は一切ない。

いつの間にか膝立の状態の私は、斎に跨ろうとして・・・ようやく気付く。バイブがまだ刺さったまま、だったことに。

と、タイミング良く、突き刺さってるバイブが、勝手にズルリと落ちて、

「・・ぁああッ」

落ちる間の感触すら、私を呷り、ポタポタとシーツを濡らす。

刺さっていたものがなくなった途端、私に焦燥感をもたらした。

埋メタイ、と。

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