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第23章 case9 【思惑乱レル妨害ノ手】 3

「アレから、この部屋に連れてきた。身体は拭いた」

話を聞きながら、ベッドの横にあるサイドボードにコップを置く。

「その後、高野香奈の調合した香に、俺の調合した香を混ぜた。お前専用のヤツな」

「・・・専用?」

って何?

「で、それ焚いて、意識ない間に数発ヤった。だから、ナカがドロドロだろ?」

! ! !

何故下半身の布団がひんやりするのか・・・とぼんやり思っていたのは・・・ソレらしい。

「均さ」
「それだけ、子宮に溜め込んでりゃ、結果は自ずと解るよな?」

斎とは確かにゴム無し。相手はヒト型だけど、ヒトじゃないから。でも・・・均さんは同じ人、だ。

・・・マズくない?まずいよね?

「病院に・・・」
「行かせねえな」

「何故ッ!?」

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