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第23章 case9 【思惑乱レル妨害ノ手】 3

「均さん、話をそもそもしてないし」

「話は別の機会でも構わねえし」

「斎にバレルと・・・」

マズイでしょ?と思うのに。

この会話をベッドの上でやってる。勿論この会話の間、均さんは私を脱がす気満々で、

忙しなく手を動かしたり、私を逃がさない様に身体を巻き付けたりしてる。

私は逆で、脱がされまいと服を掴み、逃げようと身を捩るけど・・・脳内悪魔の囁きもあって、必死で抵抗は、してなかったりもする。

「黙ってりゃ、ばれねえし。そもそも今日は忙しいんじゃねえかな・・・アイツら」

「アイツら?」

「斎と的場。特に斎」

・・・何かあったっけ?聞いてないけど。

「・・・何で?って、服脱がさないでよ」

「脱がしながらなら、話してやるよ」

「普通に話すって事は無いの?って、何時の間にブラ・・・」

外されてるし!!

「9月の半ばだったか?斎の監禁後、森の中で、男に会っただろ?」

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