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第23章 case9 【思惑乱レル妨害ノ手】 3

・・・忘れてた、けど、思い出した。

「それで?って、スカートまくらないでッ」

説明したか?覚えてねえな・・・、の呟きの後に続いた言葉は。

「アレ、高野香奈の双子の兄。ただし兄妹仲は最悪。

とはいえ、身内には違いねえし、思う所はあるらしいから、色々攻勢かけてて、絢乃チャンを構う暇はねえって事。

寧ろ、内心は感謝されんじゃねえの?

ただし」

と言って、耳たぶを一舐め。

微弱な電流が身体を這う。そして、

「帰ったら絢乃チャンは天国見れるだろうよ。しっかり抱き潰されるだろうから、嫉妬で」

・・・どう反応すればいいのか、困る。

1人に絞れないこのフラフラ状態に。

困って抵抗が緩んだところを見計らったのか、一気に服を脱がされた。

「抵抗、しねえな」

にやりと笑う。

「今以上に付け入るから、諦めな」

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