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第23章 case9 【思惑乱レル妨害ノ手】 3

ホシイから入れて、と身体は言ってるけど、

斎さんと私の関係は恋人同士でも何でもなく、

大体この状態は正しいとは言えず、

ぐちゃぐちゃ考えたって答えは出ないけど・・・。

「独占欲が無い、といったら嘘になる。帰ったら斎がココを」

と言って、指がナカのイイトコロを突くから、

「ぁぁあああッ」

打てば響く身体は、簡単に甘い声を吐き出す。

「ぐちゃぐちゃにするって解ってるから、そこは面白くはねえよ?

ただ、最終的には掻っ攫ってやるから、今は憐れんでやるのさ。

絢乃の視界に残るのは俺だけ、ってね」

均さんは私を数パターンのバリエーションを使って呼ぶ。

絢乃チャンは大概からかい気味で、絢乃ちゃんは普通、かな。

そして、今の呼び捨て。

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