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秘密の玩具

第3章 未知の楽園

一歩外に出ると、外は清々しいくらい真夏の太陽が照っていた。


「あっついな……」


そして道に出たところで僕は立ち止まった


『それでねー//』


あ、あの子はたしか…さっき告白してくれた女の子だよな



よく見ると、なかなか胸が大きい
ついでに隣にいる女の子は、顔は並みだがスカートは短めで綺麗な足だった。


『それでね、先輩頭撫でてくれたんだよっ///』


『え?まじ!?いいなー//』


どうやら、先ほどの話をしてるらしかった。


『それに、先輩背が高いでしょ?//ちょっと見下す感じがとってもカッコいいの!』


思わず吹き出しそうになった僕をよそに、彼女たちの話はヒートアップしていった。

『先輩、眼鏡姿も素敵だけど…ぜったい眼鏡外すと色っぽいと思うんだよね//』


『あ、それわかるー!!』



僕は、ずっと二人の後をついて行っていたが公園の前にさしかかった時、足をとめた


へぇ……真面目な顔して、そんなこと考えてたんだね。



『あのSっぽい視線にドキドキがとまんなくて//』



「じゃ……悪戯しちゃおうかな」



『???』


ボソッと言った僕の声に気づいたのか一瞬彼女は振り返ったが誰もいないことを確認し、再び前を向き歩きだした。

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