無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

このまま時が止まったら、みんな一緒に居られるのにな…
１人でも欠けたら意味がないのにな…


｢どーした？｣

ぼっーと前を見つめている私を不審に思い、顔を覗き込んできた。

｢い、いや！なんでもなぃ…｢考えてたでしょ？｣

｢えっ、何を…｢ずっとみんな一緒ならって…考えてたでしょ？｣


えっ…
図星だ。不安で、それでも分かっている人が、そう理解者が居ても気がつけない。

頭が痛い。


｢あっ輝起きたよ｣


何気ない顔で起き上がった輝を指差す。

｢ぉ、おはよ｣
｢あっ起きた！早く行こうよ輝！｣
｢麻美、頭大丈夫？まぁつまりテンションが、だけど｣
孝司は麻美の頭を指差すと、バカだなと言った表情で見てくる。

｢バカにするな～!!｣

ははっ…
本当に楽しいな(笑)
みんなと、いると。