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潤は旅行前日まで計画を立てていた。


『通天閣…？
ビリケンがいるとこか…』


「手伝おうか？」


『静奈が計画は任せるっつったんだろ！
だから俺に任せろ！』

そういうと潤はまた観光本とにらめっこ…

真剣に考えてくれるのは嬉しいけど…


相手してほしいな


私は何も言わず寝室へ行き一人でベッドに入った。



















『おい！起きろ！
行くぞ！』



潤の声でハッと目が覚めた。


「うわ…今何時？」

『朝の7時…』


「急いで用意するね！」


私はあわてて用意を始めた。

昨日拗ねて寝てしまったせいで何も用意が出来ていなかったのだ。


『早く～
新幹線間に合わねーよー！』


「分かってるよ！
急ぐからー！」


私はバタバタ用意を済ませた。


「お待たせー(汗)」


『よし…
行くぞ！』


大きな荷物を持った潤は私の手を握り、笑顔で家を出た。


これから潤と大阪！


家を出た瞬間からわくわくが止まらなかった。