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新幹線のチケットもバッチリ用意されていた。

もちろん指定席。


『ここだ！
静奈窓側行けよ』

「ありがとう…」


私たちは席に座り各々の事を始めた。

私は音楽を聞いて、潤はまだ大阪の事を調べている。


「ねー？
朝ごはん食べてないからお腹すかない？」

『だな…
若干減ったかも…』

「そうおもって私昨日の夜作っておいたの！
ジャーン！お弁当！」


私はお弁当を潤の前に出した。

『サンキュー！
旨そうじゃん』

潤は美味しそうに全部食べてくれた。


『旨かったわ！
ありがとな！』

「いーえー
もうすぐ着くかな？」

『あと1時間くらいか？』


私はわくわくしながらずっと窓の外を眺めていた。














『大阪！
とうとう来たな！』


「うん！
うわー久々でわくわくするなー。確か大阪駅キレイになってんだよね？」


『そーみてーだな！』


私たちはそそくさと新幹線からおりた。



「静奈？」

誰かの呼ぶ声がして私は振り返った。


「やっぱり静奈やん！
久しぶりやなー！」


「え？真央？
めっちゃ久しぶりやん！
元気やったー？」


真「元気元気ー！
最近静奈みーひんなって話しとったら東京行ったって聞いたからびっくりしたわ！」

「連絡してへんかった？
うわーてっきり連絡しとると思っとったわ！ごめんな！」


私は久々の再会に話が弾んだ。

真「ほんなら行くわな！
またメールしてよー」


「了解了解！
ほなねー！」


『静奈の関西弁久しぶりに聞いたかもな！』

「そう？
早く行こう！！」


私は潤の手をひき、大阪駅を出た。