嵐LIFE~with潤
第3章 3.些細なケンカ
今日は私より潤くんの方が仕事が終わるのが早かった。
しかもそんな日に限って仕事で飲み会があって帰りが遅くなる。
私は潤くんに…
【今日飲み会あるから帰り遅くなるよ】
とメールをした。
飲み会の途中にケータイを見ても潤くんから返信がなかった。
なんだ…潤くんも友達とご飯行ってるのか。
そー思いながら楽しい飲み会ではっちゃけた。
家につくとすでに12時をまわっていた。
「ただいま~…」
私はそっと鍵をあけ、そっと家の中に入った。
部屋は真っ暗だった。
寝てるか…
そう思いながら暗がりをごそごそしていた。
『遅すぎじゃね?』
しんとした暗闇の中から潤くんの低い声が響いた。
「なんだ…
潤くん起きてたなら声ぐらいか...」
『遅くねーかっつってんだよ!!!!』
いつにも増して潤くんは不機嫌…
「メ、メールした…よね?」
『あ?あんなメールじゃわかんねーよ!!』
「え…
わかんなの?だから飲み会あるから遅くなるよって…」
『んなもん知るかよ…』