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嵐LIFE~with潤

第6章 5.初デート


「う、うん」


『で?
どーした?何かいいかけたろ?』


「ううん!
なんでもない!今日はありがとう。楽しかった!」


『まだ終わってねーけどな(笑)』




私たちは夕日が見える頃まで観覧車に乗り続けた。







『これでラストだから…』



「もう一周したら降りるんだよねー」


『あんさー…
静奈は俺といて幸せ?』


「もちろん!」


『そか…
俺…よくよく考えたら静奈にプレゼントあげた事なかったよな…』


「そーだっけ?」


『だから…
これ。なにがいいか分かんなかったけどな…』


潤が持つ長細い箱にはきれいな土星のネックレスが…


「花男かよー(笑)」

『お前土星好きじゃなかったか?』

「好きだけど(笑)」


『付けてやるから…
じっとしろよ!』


潤は私にネックレスを付けてくれた。

そのネックレスは夕日でキラキラ輝いていた。

『やっぱ似合うな!』


「あ、ありがとう(涙)」


『無くしたらぶっ殺すからな(笑)』


「うん…ありがとう…」


『あ゛ーもー泣くなよ…』



そう言うと潤は私にそっとキスをした。


「もう…///」


外を見るとちょうど観覧車の頂上だった。


「潤ったら…
ロマンチックな事するね」


『まーな!
今日はもう家帰るか』

「うん!」





観覧車を降り、夕暮れの中二人で手を繋いで帰った。


またデートしようね

なんていいながら…




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