嵐LIFE~with潤
第7章 6.出会い
あれはまだ私がファミレスでバイトしてた時の話。
私のバイト先は24時間のファミレスで夜中でも食事ができるようになっていた。
「いらっしゃいませ~」
毎日必ず夜中12時を過ぎた頃にくるお客さん。
それが潤だった。
必ずコーヒーとサンドイッチAセットだった。
『すいませーん』
「はい!
コーヒーとサンドイッチAセットですね?」
注文を言われる前に答えてしまった私…
「は!
す、すいません…
ご注文は…」
『はははっ
それでお願い』
恥ずかしくなり私はさっさと厨房へ。
そしてサンドイッチAセットとコーヒーをもって潤のところへ…
「お、お待たせしました」
『サンキュ』
「毎日この時間なんですね…
お仕事大変ですね」
『まーな!』
私はこの時嵐というグループを知ってはいたがそこまで詳しくはなかったので松本潤だと分からなかった。
「コーヒーおかわりいかがですか?」
『あぁ、もらえる?』
「内緒ですよ!」
『おかわり自由って書いてあんじゃん(笑)』
「ばれました?(笑)」
お互い名前は聞かないが毎晩くるのでいつのまにか仲良く話す仲になっていた。
「あの~
聞いていいのか分からないんですけど…」
『なんだよ…』
「お名前は…」
『あぁそんな事か…
松本潤です』
「かっこいいお名前ですねー
あ、私は…」
『坂口静奈…だろ?』
「え…?
なんで?」
『名札見たら分かるから(笑)』
「そっか…
びっくりした(笑)」