嵐LIFE~with潤
第7章 6.出会い
「わ、私だよ?
私なにもできないし…」
『何もできなくてもいいんだよ!
ただ…ただ…
俺の側にいてほしいんだよ!
わりーかよ!』
「悪く…ないけどさ」
『だったら…
だったら付き合ってくんね?』
恥ずかしいのか潤くんはサッと私に背をむけた。
私はすごく迷った。
有名人と付き合ったらプライベートがなくなるぐらい家にファンが来るんじゃないか…
ファンに付きまとわれるんじゃないか…
いろいろ考えた。
その間も潤くんは私に背を向けたまま…
私は潤くんの背中にしがみついた。
「…こんな私で良ければよろしくお願いします」
潤くんは、はっと振り返り私をぎゅっと抱き締めた。
『サンキュ…
初めてあった時からお前をぜってー俺のもんにするって決めてたかんな!』
「照れるじゃないの!///」
『うっせーよ!
とにかく…明日からよろしくな!』