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嵐LIFE~with潤

第13章 12.信頼関係



私はいつものように仕事に出た。

潤は今日OFFだから家にいる。



家を出てすぐから後ろをつけられている様な気がした。


私はばっと後ろを振り返る。


「気のせいか…」





結局その日は何だかつけられている気がするだけだった。





次の日…


やっぱり誰かが私について来ている。

ばっと振り返っても誰もいない…


気持ち悪くなって私はタクシーに飛び乗った。


タクシーが出発するとき、一人の女性が私の乗っているタクシーをにらんでいるのが見えた。


帰宅後…

私はつけられている事を潤に相談しようと思った。


「潤ー
今ちょっといいかな?」


『わりー…
後にしてくんね?
今超忙しいんだわ!』


「何してんの?」


『9月のライブの構成…
24時間TVあって手付かずだったんだよ…
やべぇ…間に合うのか?
なんか大事な用かなんか?』


「ううん。
後でも平気!
頑張ってね!」


私は一人リビングへ…


あんな大変そうな潤に相談なんかできないよ…







次の日…


その女性は家の前で私が出てくるのを待っているようだった。

私はその人の横をさっと通りぬけた。


その時。


私はその女性に鞄を掴まれた。

「何ですか?
離してもらえます?」


『あなた松潤の何なの?
ただのファン?
それとも彼女なの?』


「松潤…?
誰ですかそれ…」


『しらばっくれないでよ!
あなた松潤と一緒に住んでるでしょ?
私見たんだから!
松潤と同じ部屋から出てくるあなたを…』



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