嵐LIFE~with潤
第16章 15.風邪…
私は枕元で誰かが話してる声で目が覚めた。
「ん…、潤…?」
『松本さんは仕事に行きました。変わりに俺じゃダメっすか?』
私はなかなか開かない目をこすりながらその人の顔を見た。
「ふ、藤ヶ谷太輔…?」
太『フルネーム(笑)
はい!藤ヶ谷です』
私はまた熱が出そうになった。
大好きな藤ヶ谷太輔くんに看病をしてもらう日が来るなんて…
太『お久しぶりですね…
静奈さん…』
藤ヶ谷くんの甘いボイスに私はやられそうになった。
「ひ、ひ、久しぶりだね…
あんまり私に寄らなくて大丈夫だよ!
か、風邪うつしちゃ嫌だし…」
太『大丈夫っすよ!
俺強いんで…』
「そっか…」
私は何を話せばいいか分からなかった。
太『あのー…
反対側にもう一人いるんすけど…』
「あぁ…そうなの?
ご、ごめんなさい…」
私は反対側を見た。
これまた熱が出そうになった。
「なんで…?」
『初めまして。亀梨です』
KAT-TUNの亀梨和也くん。
「は、初めまして…
なんで…?なんでいるんですか…」
亀『松本くんに呼ばれて…
絶対目離すなって(笑)』
「そうだったんだ…
二人とも忙しいのにごめんなさい…
私なんかのために…」
太『いーえ!
ゆっくり休んで早く良くなってください。』
「ありがとう…」
私は時間も忘れて、藤ヶ谷くんと亀梨くんと話をした。
その頃には体はダルかったが、熱はなかった。
潤が帰宅し、2人は帰った。
「ねー潤?」
『なに?』
「風邪ひくのもたまにはいいかもね!」
『は?
急に何いってんだよ…』
「今日はありがとう!
明日から頑張る!」
『ムリしねー程度にな!』
今日は色々あったけど、何だかんだ楽しい1日だったなっ!!