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今日は高校の時の同級生の麻由夏と夜ご飯に行く約束をしていた日…


「じゃ、私麻由夏とご飯行ってくるね！
潤の晩御飯はちゃんと冷蔵庫に入れといたからね！」


『さんきゅ！
いってらっしゃい！』


私は待ち合わせの場所へ急いだ。

ほんのちょっと遅れているから…


ヤバイヤバイ！


待ち合わせの場所へ行くと麻由夏はもう待っていた。


「ごめんねー！」


『静奈ー！
久しぶりだねー！
いつぶりだったかなー？』

やっぱり麻由夏は変わっていなかった。

『なんか静奈大人っぽくなったー？』

「もう24だもん！
まゆこそ大人っぽくなったねー！」


私たちは昔話をしながらレストランへ歩いた。


レストランに着くと今のことを話した。


『静奈最近なにやってるの？』

「会社勤めだよ！
毎日パソコンとにらめっこ…
疲れる疲れる！」

『大変だね(笑)』

「うん(笑)
で？まゆは？」


『あたし今女優やってんだ！』

「そうなの！！！！」


驚き過ぎた私は気がつくと席を立って前のめりになっていた。

『驚きすぎ(笑)
なかなか有名な先輩がいっぱいいるんだー！』


「へー！
例えば？」


『小栗旬さんかな…？』


「旬くん？
潤の友達…」


『小栗さんと知り合いなの？』

「私じゃなくて彼氏が…ね？」

『彼氏すごいじゃん！
仕事なにやってる人？』

私は返事に困った。


アイドルなんて言えないし…

俳優ではないし…


「誰にも言わない？」


『え？(笑)
そんなヤバイ人と付き合ってんの？』


「ヤバくはないよ！
じゃあ内緒だよ…？」


私はこっそりまゆに耳打ちをした。



『えーーーーー！！！
嵐じゃんかー！！！
すごい！すごい！
きっかけは？』


まゆの質問攻めに正直に全て答えた。


『なるほどねー…
まっさか静奈が…』


「悪かったわね！(笑)
私だって最初は合わないんじゃないかなって思ったけどね」