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ブルースカイ

第8章 恵(上)

恵に対するいとおしさが込み上げてきた。抱き上げ、上体を起こすと、優しくキスをした。



小鳥が餌をついばむようなキス。恵の唇の上をなぞるように、右端から数十度のキス。




それから下唇を吸うようなキス。



恵が口を開けてきたところで、口の中を凌辱するように、舌先で刺激する。



俺は恵の羽織っていた上着を脱がせた。



服の上から、恵のブラを外す。



恵は俺のなすがまま、俺の次の行動を待っているかのよう。



俺はキスをやめ、恵のTシャツを脱がし始めた。



「待って、先にお風呂に。汗かいてるし。」



俺はうなずいた。相変わらず気が利かんな、俺。

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