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ブルースカイ

第3章 チャラ男

いつものように授業の半分ほど終わった頃、授業を抜け出して、喫煙所でタバコを吸っていた。







少しすると、隣に見るからにチャラい感じの男が座ってきた。







同じ必須科目で何度か見掛けた事のある奴だった。







「ソウ、何してん?」







『ソウ』というのは、俺の事だろう、予想はついていた。講師にケンカを売ったり、嫌な意味で目立つ学生だったので、受講票を書かされる時に、名前はすぐわかる。

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