
ブルースカイ
第9章 マサ
セミの声に混じり、回りはみんな思い思いに話す声。2人の間には沈黙。沈黙を破るようにマサが言う。
「兄貴。そう言えば、夏休みはどうされるんすか?」
「帰らな、仕送り止められる。2・3週間帰らなやわ。」
「仕送りとバイト代で、二重取りですやん。」
「色々金かかんねん。バイト代なんて、飲み代で消えるしな。」
「兄貴んち、行く時はだいたいおごりですしね。」
「2人とかやったら、まだ大した事ないねん。5・6人なったら、部屋の狭さもあるし、結構しんどいで。」
「割り勘にしたらええですやん。」
「借金王がよう言うわ。少しは整理したやろうな?」
「その話はええですやん。」
「兄貴。そう言えば、夏休みはどうされるんすか?」
「帰らな、仕送り止められる。2・3週間帰らなやわ。」
「仕送りとバイト代で、二重取りですやん。」
「色々金かかんねん。バイト代なんて、飲み代で消えるしな。」
「兄貴んち、行く時はだいたいおごりですしね。」
「2人とかやったら、まだ大した事ないねん。5・6人なったら、部屋の狭さもあるし、結構しんどいで。」
「割り勘にしたらええですやん。」
「借金王がよう言うわ。少しは整理したやろうな?」
「その話はええですやん。」
