テキストサイズ

ブルースカイ

第9章 マサ

その時、マサの電話がなる。



マサは少し離れて電話を取る。



「マサは用事あるみたいやし、近場にしようや。」



「嫌や。遊び行きたいねん。」



2人では絶対ごめんやな。



マサが戻って来て言った。



「コンパやりません?」



はぁ?このバカ、いけしゃあしゃあと。



「くたばれ、バカ。」



マサは苦笑した。



「ええな。俺、行くわ。」



「俺、パス。合コン嫌いや。」



「兄貴、そう言わんと。」



「待て、そもそも誰のせいで嫌いになったと思ってるん?」



「えっと、奴ですか?」



俺はうなずいた。



マサは苦笑した。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ