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ブルースカイ

第9章 マサ

2人で次の授業に向かう。



次の教室でも隣に座る。俺はカバンの中から、痛い手紙を出して、フミに渡す。



「なんやこれ?」



「今朝、郵便受けに入っていた。読んでみ。」



フミはうなずいて手紙を出して、読み始める。



途中でフミもウトウトし始めた。



あの内容眠くなんねんな、ムダに長くて、妄想入ってて、理解できんし。



フミが立ち直り、再度、手紙を読み始める。



フミの表情は苦笑したり、笑い堪えたり、見ていて飽きない。



読み終わったフミは手紙を返してくる。そして、ルーズリーフに何かを書き始めた。



俺はとりあえず手紙をカバンに直す。



すると、フミがルーズリーフを渡してきた。

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