
ブルースカイ
第13章 恵(下)
恵はワンセットで帰り、終わった頃に近くの喫茶店で待ち合わせて、一緒に帰る。週2回くらいのペースで来店してくれていたので、その内1回は売掛で処理していた。
売掛は期日までに回収できない時は、ホストの支払いとなり、よほど常連以外は認められなかったが、俺と山さんとの関係から、飛ぶことはないと判断され、特別に認められていた。
ヘルプメインで力量がない俺に、忙しいはずの大和さんや、フミが合間でフォローしてくれる時もあった。
そのおかげもあって、少しずつ事態は解決に向かっていた。
ある時、桜さんという女性が来店してくれ、結果的には俺に指名を入れてくれた。
桜さんの指名が入っている時に、恵が来たりすることもあったが、アフターは恵と帰っていたこともあり、特に揉めることもなかった。
嫌なことや、きついこともあったが、無事1ヶ月の助っ人は終わり、山さんからの継続依頼を断り、フミと二人、退店した。
恵の売掛を相殺したことを差し引いても、やはり約束の金額にはならなかったが、前同様、フミは多めだったので、黙っていた。
売掛は期日までに回収できない時は、ホストの支払いとなり、よほど常連以外は認められなかったが、俺と山さんとの関係から、飛ぶことはないと判断され、特別に認められていた。
ヘルプメインで力量がない俺に、忙しいはずの大和さんや、フミが合間でフォローしてくれる時もあった。
そのおかげもあって、少しずつ事態は解決に向かっていた。
ある時、桜さんという女性が来店してくれ、結果的には俺に指名を入れてくれた。
桜さんの指名が入っている時に、恵が来たりすることもあったが、アフターは恵と帰っていたこともあり、特に揉めることもなかった。
嫌なことや、きついこともあったが、無事1ヶ月の助っ人は終わり、山さんからの継続依頼を断り、フミと二人、退店した。
恵の売掛を相殺したことを差し引いても、やはり約束の金額にはならなかったが、前同様、フミは多めだったので、黙っていた。
