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ブルースカイ

第14章 明美

「オリジナル言うても、誰作るん?フミ作るん?」









明美、ナイス突っ込み









「そんなん、ソウに決まってるやん♪」









俺は思わず苦笑した。









「そんなん、この前の詩であかんのに、できるかいな。」









「大丈夫♪今度はうまく行くはずやねん♪ソウはやればできる子やねん♪」









「なんの根拠やねん」









「根拠なんかないわ♪ソウには可能性を感じるん」









根拠なしの可能性かい!!無茶振りにも程がある









「俺、文才ないし、音符すら読めんのに、できるわけないやろフミ、音楽歴長いんやから、フミやりや」









「大丈夫や、この前のいい線行っとった譜面にはしたるから」









「そんな言われても自信ないから、約束できんわ俺だけやなくて、みんな、考え〜や」









「ほな、そういうことで、来月までに、聡が考えると」









自分に害がないと思うと、平気で友達を売るバカップルの男の方









「兄貴ならできますわ」









買いかぶりのバカ1名









「聡だけかわいそうやん、うちもやれるだけ考えてみるわ」









珍しく優しい明美急に明美が天使に見えてきた

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