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ブルースカイ

第14章 明美

「にらんでないやろお前までそのネタ使いな」



「リアルにソウ、目力あんねんから、しかめ面しな」



「目力とかないわただ目付き悪いだけや」



「柄も悪いわ」



「うるさいわ、自分、単なるチャラ男やんか」



「チャラ男ちゃうわ、ちょっとしか」



「はいはい話戻すけど、浩平にも言うとくから、フミもごちゃごちゃ言いな。」



「わかったわ、ソウに任せるわ」



1つ片付いたわ2人でタバコに火をつけ、吸い終わると、教室に向かう。



授業が始まると、いつものごとく筆談を始める。



『なぁ、ソウ。この前の詩、曲できたん』



『できるかいなそれよりこの前の詞のタイトル、どないする?』



『そうやな、詞のイメージと、曲のイメージ、結び付いてへんから、タイトル思い浮かばへん』



くはっ、1日くらい誤魔化せる思ってたけど、そうくるか



『言うても、曲なんかそんな簡単に作られへんわ』



『ソウならできるやろ』

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