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ブルースカイ

第3章 チャラ男

「なあ、タッキーて。」



アホ、じゃなくて、フミが俺の前に立ちふさがった。



「はぁ?」



「タッキー、何食うん?」



自分の事やないと悟ると、わけわからんうちから乗っかるバカップルの男の方。



「なんでタッキーやねん!その恥ずかしい呼び方止めや!」



「やって、『爽快』の『爽』って書いて、タッキーがCMしてるアイスあるやんか?」



「あるけど、それがどないしたん?」



「自分、アイスと同じ名前やなと思ってん。」



満面の笑顔のアホ。爆笑するバカップル。呆れてものが言えない俺。



「フミ、お前・・・。」



「なんなん?新しいあだ名気に入ってくれたん?」

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