
ブルースカイ
第4章 友華
山さんは色んな商売に手を出しては、ある程度回収してはやめる。
そんな商売を繰り返していたため、黒い噂の絶えない人だった。
俺はこの人に頻繁にバイトを頼まれた。一番最初のバイトは、9月に家庭教師のバイトだった。
中学2年の彩華と、高校2年の友華の姉妹。1日2時間で、月水が彩華、火木が友華を教える日だった。
大人しく、勉強もでき、悩み相談くらいしか、俺を必要としない妹の彩華に対して、姉の友華は彩華を教える日でも、お構い無しに、その日起こった事を1から10まで話していき、俺の話を聞きたがる。
確かにフミといると突飛な話が多く、『歩く三面記事』とあだ名されて、合コンでは無類の強さを誇っていた数々のネタがあったため、それ自身が噂好きの女の子にはたまらないネタだったかもしれない。
そんな商売を繰り返していたため、黒い噂の絶えない人だった。
俺はこの人に頻繁にバイトを頼まれた。一番最初のバイトは、9月に家庭教師のバイトだった。
中学2年の彩華と、高校2年の友華の姉妹。1日2時間で、月水が彩華、火木が友華を教える日だった。
大人しく、勉強もでき、悩み相談くらいしか、俺を必要としない妹の彩華に対して、姉の友華は彩華を教える日でも、お構い無しに、その日起こった事を1から10まで話していき、俺の話を聞きたがる。
確かにフミといると突飛な話が多く、『歩く三面記事』とあだ名されて、合コンでは無類の強さを誇っていた数々のネタがあったため、それ自身が噂好きの女の子にはたまらないネタだったかもしれない。
