
一人ぼっちの姫
第13章 すれ違い離れていく
橋の下に行ってみると、本当にロートがいた
「ロート…」
『ルイ!?どうしてここが…』
「おじさんに聞いたの」
『ああ、あのじいさんか』
「知ってるの?」
『ツキのおじさんなんだよ、よくツキをつれてここにきて一緒に遊んでたんだ。』
「あの人、ツキのおじさんだったの!?
でも、一緒に遊んだりって、楽しそうね。すごく憧れるわ…」
『…ルイ、ツキは泣いてたか?』
「ええ、でもツキは絶対に嫌いにならないって言ってたわよ?」
『そうか…、
…でも俺はもうツキとは合わない。だからもう連れてこないでくれ』
「でも」
『ルイなら分かるだろ?
どうせ結ばれることなんてないんだ、それなら諦めたほうがいい。
思い続けてるだけじゃツキは幸せになれない』
「…それはそうだけど…
ツキは…」
『…ルイだってそうだろ?
これでいいんだ!!!
…戻るぞ』
「…あ、うん」
ほんとにこれでいいの?
だったらどうしてそんな悲しそうな顔をしているの?
「ロート…」
『ルイ!?どうしてここが…』
「おじさんに聞いたの」
『ああ、あのじいさんか』
「知ってるの?」
『ツキのおじさんなんだよ、よくツキをつれてここにきて一緒に遊んでたんだ。』
「あの人、ツキのおじさんだったの!?
でも、一緒に遊んだりって、楽しそうね。すごく憧れるわ…」
『…ルイ、ツキは泣いてたか?』
「ええ、でもツキは絶対に嫌いにならないって言ってたわよ?」
『そうか…、
…でも俺はもうツキとは合わない。だからもう連れてこないでくれ』
「でも」
『ルイなら分かるだろ?
どうせ結ばれることなんてないんだ、それなら諦めたほうがいい。
思い続けてるだけじゃツキは幸せになれない』
「…それはそうだけど…
ツキは…」
『…ルイだってそうだろ?
これでいいんだ!!!
…戻るぞ』
「…あ、うん」
ほんとにこれでいいの?
だったらどうしてそんな悲しそうな顔をしているの?
