
一人ぼっちの姫
第13章 すれ違い離れていく
部屋に戻ると、会話のないまま私は眠りについた。
夢で真っ暗なところに一人キルトが立っていた
キルトは私に向かって手をさしだした
でも、私がキルトの手をつかもうとした時キルトは消えてしまった
そのとき、
どうしてかわからないけど涙があふれ出して、真っ暗な空間で一人だけ泣いた。
涙が止まらなくて、そんな時お母様が現れた。
夢の中のお母様は私が知っているお母様より少し年を取っていた。
お母様は何か言いながらそっと私を抱きしめる。
お母様はとても暖かくて、なつかしかった
そこで私の夢は終わった。
