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一人ぼっちの姫

第15章 国民との戦い

毎日私たちは、国民の前に立ち署名を求めた。


だけど、署名の数は増えない…


決まり改正を提案して2週間…



署名の数は2万800人。

どうして増えないの?


私たちの思いは、届いていないの?



ある日、一人のおばあさんが話しかけてきた。


おばあさん「ルイ様、いつまでこのようなことを続けられるのですか?…」


「…4万人の、署名が集まるまでです」



おばあさん「この国は、ずっとこの決まりで成り立ってきました。


わざわざ変える必要はないと思っている人はたくさんいると思います。」



「それでも…」





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