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この手を離さないで

第4章 初めての胸の高鳴り

今は、社会の時間
光君と机くっつけてる。

社会の先生は、全く怒らない人だから、光君、只今おやすみです(笑)

これだから頭悪いんだ!

光君は、すごい頭が悪いらしい。
まあ、一緒に生活してるとなんとなくわかるけど。

って、先生の話聞いてなかった!

漣君に聞こう。

麻千架「漣君、今どこ?」

漣「P108の7行目。」

流石、漣君!

いつも学年1位は違うね!

私、いつも3位なんだよ!
悔しい!

光「…麻千架」

お馬鹿な光君、お目覚めかな(笑)

麻千架「なに?」

そういい振り返ったら、光君はまだ夢の中だった。

顔、整ってるな。キレイ

って寝言で私を呼んだの?
何の夢見てるんだ?

ホントは
何故か嬉しかった。

何故だか分からないけどちょっぴり、嬉しかったんだ…

光「…麻千架、大好き。」

っえ!//////

な、何言ってるの///
いくら寝言だからって!

それはやばいし。
私友達としか思えない。

光「…麻千架の料理は世界一。もう大好き、この味…」

なんだよ!料理かよ!

びっくりしたじゃんか!

ドキドキしたじゃんか…

今まで、告白された事はあるけどこんなにドキドキしたことはなかったのに。

今でも、まだドキドキしてる////

なんでなのよ…

好きじゃないのに。

なんで…

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