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この手を離さないで

第8章 私がしてあげられる事…

友「後1時限で終わりだね。」

あれから、漣君は出てきてない。

麻千架「漣君長いね。」

友「まあ、資料山積みだったし、そんなに早く終わんないでしょ!」

麻千架「何か申し訳ない。」

友「まあね。でも、私達に分からないやつだったからね。」

私達には何も出来ないのかな?

麻千架「それにしても、長過ぎじゃないかな?」

朝からもう2時間はとっくに過ぎていた。

友「もしかして、ホントは抜け出してたりして(笑)」

漣君に限ってそれはないだろう。

仕事に対しては凄く真剣なのに…

麻千架「いや、ないでしょ。」

もしかして、昨日の具合が治ってなかったんじゃ…

私は急いで、生徒会議室に行った。

-バン-

勢い良くドアを開けた。


そこには…

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