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聖「いつか、

この力じゃなくて、もっと違うやり方で戦いたいって思った。

そんなときにみたのが、お前が受けてたいじめだ。


助けようと思った。

でも…気づいたら手に力が入ってて、この手で俺はなにをしようとしてるのか、

わからなくて、
助けてやれなかった。」


…ろきくんっ…

黒木くんっ黒木くんっ！


そんなことを思っててくれたと思うと、自分の情けなさに涙があふれる。