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ヤンキー守護レイ

第22章 黒木くんと私。

苦しそうな顔をしながら、黒木くんは続ける。


聖「あの時の俺は、

声をかけることしか、

そんだけしかできなくて、


しかも変なこと
ばっか言ったよなっ

いじめられっ子の
気持ちなんかわかんないくせにっ」


黒木くんっ…

ヤダ!やだよぉ…

泣かないでっ…泣かないでっ!

黒木くんの頬には
涙がゆっくりとつたう。


聖「あの時、なんで俺が

お前をみてたか、
今、やっとわかったわ…

俺…お前が…⁉」

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