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ヤンキー守護レイ

第34章 姉ちゃん



そんな姉ちゃんの
容態が悪化して、


目を開けないでいる
状態のとき。


隣で姉ちゃんを一緒に見ていた父さんが、部屋から出ていった。



…最低だ。


殴るだけ殴って、

雑用とかに姉ちゃん
を散々使ったあげく、


…これかよ。


大変な時なのに、
出てっちゃうような


冷たい人だったのかよ。


がっかりだ。


俺は姉ちゃんから
離れなかった。


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