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完熟の森

第29章 最高のシチュエーション

夏休みになってからバイトを辞めて、雫の横で勉強する時間が増えていた。


雫も仕事しているから、お互い会話もなく、時間が過ぎてゆく。


でも何だか落ち着いて、一人で自分の部屋でするよりずっと効率が良かった。


僕と雫の間の優しい時間は僕にとって精神的な安らぎがあった。


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