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完熟の森

第31章 真夏の森

僕はゲラゲラ笑った。


「ちょっと千晶!」


雫は怒りながら僕に近づいた。


「もう、イタズラしないで!」


「濡れた雫が見たかった」


僕が言い訳したら、ホースを奪い、僕に勢い良く水を掛けた。


「千晶もイイ男になったわ」


ずぶ濡れになった僕を見て勝ち誇った顔した。


僕はその瞬間雫を引き寄せ唇を奪った。


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