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完熟の森

第31章 真夏の森

目の前にいる雫の姿を胸に焼きつけ、真夏の森の夜の匂いを吸い込んだ。


花火の火薬の匂いと真夏の緑の匂いが混ざった匂いは僕の記憶に一生残るだろう。


その度に雫の姿も…


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