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完熟の森

第36章 僕へのプレゼント

『私の傍らで眠る貴方は私だけ可愛い天使』


『嘘も偽りも駆け引きもない貴方は私を清純に変えてゆく』


『若さを無防備に振りまく貴方に恋い焦がれ止まない鼓動』


『貴方の胸の中は居心地が良く耳にする貴方の鼓動で私は子宮の中の胎児になる』


『欲望と快楽に溺れる貴方はそれを罪とは思わず穢れなき愛で私を包み溶かす』


『言葉にならない貴方の愛は私の胸に脈々と伝わり私の身体に刻印される』


どれも読めば読むほど深い文章で途中から、詩を読んでいる気分になった。


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