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完熟の森

第1章 プロローグ

僕のお家が見えた。


僕はお姉さんの手を離した。


「もう大丈夫。お姉さんありがとう」


「どう致しまして」


お姉さんは優しくにっこり笑い、元来た道を戻ろうとした。


お姉さんの家遠いのかな?


ちょっと心配になった。


「お姉さん、お家何処?」


「森の中よ」


そう答えてすっかり暗くなった道の中にお姉さんは消えて行った。


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