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完熟の森

第43章 ガールフレンド

しばらくそうしてたら、携帯がメールを知らせた。


清花からだ。


『今日、楽しかった。

私ヘンな事言ってごめんね。

別に部屋に誘ったのは深い意味ないから。
気にしないで。また遊ぼうね』


清花はやっぱりめちゃくちゃイイコだ。


こんなふうに時々元カノを思い出す哀れな僕と付き合うのはもったいない。


でも、雫の事はいつかきっと父さんみたいに笑って話せる思い出になるだろう。


僕は清花に返信した。


『今から清花の所行く』



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