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完熟の森

第2章 僕と理音

でも僕はそれなりに充実していた。


勉強もそこそこだったし、気の合う友達もいる。


自慢じゃないが割と女子からもモテる方だと思う。


部活は入っていなかったがコンビニのバイトで結構金も貯まっていた。


そして何より僕には可愛い彼女がいる。


僕の彼女は理音(リオン)。


同じ年で一年の終わりから付き合い初め半年が過ぎた。

理音とはすでにそういう仲にもなっていた。


だから僕は満たされている。


問題はない。

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