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完熟の森

第2章 僕と理音

放課後、隣のクラスから理音がやってきた。


「千晶(チアキ)、一緒に帰ろっ!」


可愛い理音はクリクリとした大きな目で僕に笑いかける。


「ああ、帰ろう」


僕は理音の肩を抱き教室を出た。

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