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のんふぃくしょん

第2章 痴漢の話

仕事終わりの電車でつり革につかまり
ぼーっと外を眺めてた時です。

さわっ…

ん?お尻に誰かの手があたった…
まあ、不慮の事故かもと思い放置。


さわっ…

また当たった…
電車は満員とまではいかないにしても結構な人数が乗っていました。
それにしたって不自然なほど手が当たってくる…


まじかよ勘弁してくれよ。
こちとら仕事で疲れてんだよ。




さわっ…さわさわさわ




もう手が当たったとは言い訳出来ないレベルでお尻をなでてくる痴漢さん。

そろそろ怒ろうかなと思った時、
電車が結構揺れた訳ですよ。

揺れで私のお尻があった所に
となりにいたおじさんのお尻が…

私は見た…








おじさんのお尻に忍び寄る手を…


「…っ!?///」
ちょwおじさん顔赤らめるなw
初恋したときみたいな顔すんなw


笑いを堪えながら
私は次の停車駅でおりました。

嘘のような本当の話です。

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