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天才剣士は一くんに夢中

第3章 妄想と嫉妬

★★★★★★★★★★★



「‥‥‥‥。」


「‥‥なんで黙ってるの、一くん。」


「じゃあ聞くが。なんて言えばいいんだ?」



とっさの言い返しに僕は息がつまった。

なんか今日の一くんは変だ。

かなり機嫌が悪いみたいで‥。



‥‥。


昨日と同じなら顔を真っ赤にさせて、屈辱に歪んだ顔をするはずなのに。


今日はもう何の感情も持ってないような冷めた表情をしている。



僕がキスしたのにこの反応‥?





なんか許せないねこれ。







僕は一くんの唇にもう一度自分の唇を寄せて‥


キスをした。





でもさっきとは全然違う





激しいやつだ。



★★★★★★★★★★★

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