テキストサイズ

天才剣士は一くんに夢中

第3章 妄想と嫉妬

★★★★★★★★★★★



思い込みでも自惚れでもなんでもいいって思ってた僕。

きっとその願いを叶えられる日が今ここにあるに違いない。

‥そう僕は確信した。





「一くん‥僕のこと好きでしょ。」




………………



………………



沈黙が僕達を包み込む。



「なぜお前はそう思ったんだ?」


「え?だって一くんわかりやすいから。さっきから妙にイラついてるのもやっぱりヤキモチでしょ?」


「‥‥‥。」


「いいよ。僕‥嫉妬深い子、嫌いじゃないよ?」



僕はニヤリと意味しげに笑みを浮かべて言ってやった。



そしたらさっきまで真面目で残念な表情(カオ)を見せていた一くんの顔が一気に上昇していくのが見るからにわかった。





ほんっと‥

わかりやすすぎなんだから。



まぁ‥‥‥





そういうところがまた可愛いんだけどね♪



★★★★★★★★★★★

ストーリーメニュー

TOPTOPへ