天才剣士は一くんに夢中
第5章 総司の憂鬱
★★★★★★★★★★★
【総司said】
今日は晴天。
ぐっと身体を起こして僕は顔を洗いに行った。
そしてふと昨夜のことを思い出す。
左之さんに新八さん‥。それに平助くん。
僕は今日この3人にいったいどんな顔で会えばいいんだろう。
それに土方さんも一くんも知ってたのに、僕だけ仲間外れ?
‥ほんっと、ヒドいなぁ‥。
「おはよう、総司。」
「あぁ一くん、おはよう。」
斎藤一。
僕の恋人。
僕の身体に異変が起きてからほとんど話すことがなくなってしまった。
「おい‥顔色が悪い。」
「え‥あ、そう?ちょっと寝不足なのかも。」
昨夜あんなことがあったからね‥。
「無理は‥するなよ‥」
そういうと一くんは僕の頬にゆっくりと手をのばしてきた。
「ありがとう‥。」
その優しい右手に僕は自分の左手をそっと添えた。
少しばかり一くんの瞳は潤んで見える。
その熱い瞳に引き寄せられるように僕は一くんに顔を近づけた。
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【総司said】
今日は晴天。
ぐっと身体を起こして僕は顔を洗いに行った。
そしてふと昨夜のことを思い出す。
左之さんに新八さん‥。それに平助くん。
僕は今日この3人にいったいどんな顔で会えばいいんだろう。
それに土方さんも一くんも知ってたのに、僕だけ仲間外れ?
‥ほんっと、ヒドいなぁ‥。
「おはよう、総司。」
「あぁ一くん、おはよう。」
斎藤一。
僕の恋人。
僕の身体に異変が起きてからほとんど話すことがなくなってしまった。
「おい‥顔色が悪い。」
「え‥あ、そう?ちょっと寝不足なのかも。」
昨夜あんなことがあったからね‥。
「無理は‥するなよ‥」
そういうと一くんは僕の頬にゆっくりと手をのばしてきた。
「ありがとう‥。」
その優しい右手に僕は自分の左手をそっと添えた。
少しばかり一くんの瞳は潤んで見える。
その熱い瞳に引き寄せられるように僕は一くんに顔を近づけた。
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