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天才剣士は一くんに夢中

第5章 総司の憂鬱

★★★★★★★★★★★



「一くん‥‥。」



唇の先と先がかすかに触れ合う。



‥その時だった。


「へぇ‥まさかお前らがそんな関係だったとはな。」


「ひっ‥土方さん?!」



僕の前に現れたのは、何やら怪しい笑みを浮かべた土方さんだった。


「‥って、イテテテテテ‥ッ」


「‥‥?」


「クソがぁ‥さっきから腰がイテェったらありゃしねぇ‥。」


「いったい何があったんです?‥とゆうか、だいたい予想はつきますけどね。」


てか土方さんが受けるほう?
全く想像つかないんですケド。



‥それと今思った。

もしかしてこの屯所ってそっちの人だらけ?!


みんな千鶴ちゃんには見向きもしないんだね‥。変な現象だよほんと。



‥って、僕がそれ言える立場でもないか。



「総司‥お前なんか勘違いしてないか?それならさっさと訂正しておく。」


「え~、別に勘違いなんてしてませんよ。‥それよりも、僕と一くんの甘い時間を邪魔しないでくれます?」



せっかく今からだって時だったのに。

ほんとこの人は最悪だ。



★★★★★★★★★★★

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