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あたしは誰のもの?

第16章 溢れ出す想い




「ねぇ冷華ちゃん」

「・・はい?」


俺も車から降りて冷華の前に行く


「・・・俺、冷華ちゃんに謝りたいんだ」

明らかに嫌そうな顔をする冷華


「・・・またですか?」

「しつこくてごめんな?でも・・・やぱりまだ俺の中では冷華ちゃんに直接謝りたい」


そして・・・
もう一度・・・

「もう一度・・・・冷華ちゃんとやり直したい・・・・俺が冷華ちゃんを利用した分、俺を利用していい、ずっと利用しててもかまわない・・・
冷華ちゃんを悲しませたそれ以上に幸せにする・・・・」




だからッ


「・・・・あたしが雄汰さんを利用する?」

そう・・・
それでずっと君が俺の隣にいてくれたら・・・・



「あたしをなめないでください」



 

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